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定点→観測
主にゲームをやった感想などを出来るだけ一つの視点にこだわって書ければいいなと思っています。 後はニュースを聞いて感じた事とか。
妖魔ハンターリプレイ
新宿通りを西へ進んでいく途中、ふと足を止める。
妖魔ハンターとしての勘が何かを知らせたのだ。
左から何か人ならざる者の気配がする。

選択→危険を避ける。
   左手に入っていく。

危険を避けていては得るものは少ない。
俺はあえて左に進むことにした。
不気味な植物に覆われたかつての新宿御苑に入っていく。
早速上からバサバサという羽ばたきの音が聞こえた。

選択→上を見る。
   気にせず進む。

この状態で上を見ないものはいないだろう。
間一髪!!
黒い何かを寸前で避ける事が出来た。
今のは吸血コウモリのようだ。
しかし気を抜く暇も無く今度は足下から蛇が飛びかかってきた。
吸血コウモリに気を取られていたため、かわすのはギリギリのタイミングだ。
果たしてかわせるか?

運試し+8→8で成功。

幸運にも蛇もかわすことが出来た。蛇はそのままどこかへ行ってしまった。
まだ幸運は続いているらしく、蛇の立ち去った草むらの中に1クレジット金貨が落ちているのに気づき、所持金に加える。

次第に強まってくる霊気を辿りながら進んでいくと、そこには沼があった。
まるで俺がくるのを待ちかまえていたように、水面がざわめきエメラルド色をした龍の首が現れた。
龍はカッと目を見開き、こちらを見据えている。

選択→火炎の術で攻撃する
   話しかける
   手榴弾または火炎放射器で攻撃する
   逃げる

逃げるのは論外として、どうするか。
先手必勝が信条の俺としては、面倒なことはやめにして火炎の術で攻撃する事にした。
手のひらを奴に向けて念じる(体力-10)。
しかしどうしたことか一向に炎が吹き出さない。
どうやら龍の霊気が術を邪魔しているようだ。
狼狽する俺に対して、龍は穏やかに話しかけてきた。
驚いた事に龍は予言者めいた口調で、おまえが探している女は確かに3日前に新宿へ入っていったと告げた。
「おまえはおそらく天帝と地帝の双方に戦いを挑む事になろう。天帝には三つの鍵、地帝には封印のための魔法の品が必要になるはずだ。必ずこれらを手に入れよ。」
そう言うと龍はこちらに何かを投げてよこした。

内容決定、ダイスを振る。→1,2なら聖水の瓶。
             3,4,5なら回復薬。
             6なら護身の宝石。

俺が空中で受け止めたのは回復薬だった(ダイス5)。
「それは活力を与えてくれる薬だ(体力+30、戦闘中以外ならいつでも使用可能)。しかしどうも妙な副作用があるようだ。必要となったとき以外は利用しない方がよかろう。」
そう言い残すと龍は再び沼の中に消えていった。

ここではもう何も無いのだろう。
もと来た道を引き返しながら俺は今の出来事について考えていた。
あの龍は何者なのだろう。もしかしてここ新宿シティには天帝、地帝の双方にたいして支配を快く思わない何らかの力が存在するのだろうか。
やはりここ新宿シティは一筋縄ではいかないらしい。俺は気を引き締めると、新宿御苑を後にした。

現在の状態

体力 90ポイント
所持金 21クレジット
所持品 聖水の瓶、ヘルメット、偽造通行許可証、回復薬×1
妖魔ハンターリプレイ
前回言ったように。妖魔ハンターのリプレイをしてみたいと思います。

ストーリー設定は前回書いたので、まずシステムから。

体力は100ポイント。
戦闘は敵と戦うごとに(攻撃+8)や、(防御+7)などと書いてあるので、ダイスを二つ振って基準値以上の目が出たら成功。他にも運試しも同様の方法で行われます。
使える方術は2種類で火炎の術(体力10消費)と転移の術(体力消費は不定)があります。

でははじまりです。

俺が新宿シティにたどり着いたのは、一週間の旅の後だった。
俺の名前は明神タカシ。方術を創始した伝説の人、ボーランの弟子で若くして既にその名を知られた妖魔ハンターだ。
相棒であり、恋人でもあるジニーが突然姿を消したため、あちこち捜し歩いているうちに魔都新宿シティへ向かったということを突き止めたのだった。

新宿シティの東端-かつて四谷三丁目と呼ばれていたところに足を踏み入れた俺は、一度周囲を見渡した。
ここも他の都市の例に漏れず、50年前の大災厄ですっかり荒廃している。
足元の道路にはヒビが無数に走り、ビルは瓦礫の山と化している。
まるで"文明"というものの墓標のようにも見える高層ビルの間を歩いていると、突然物陰から声が響いた。
「シティに行きなさるのか?」
振り向くと背の低い白髪の老人がこちらに歩いて来るのが見える。
老人はしわがれ声で自分は傭兵相手に商いをしているものだと名乗り、少し商品を覗いていかないかと誘った。
自分からシティにいる連中よりは良心的だと言うあたり、いささか胡散臭いが興味を覚えた俺は老人についていくことにした。

売り物は以下の通り。

偽造通行許可証 10クレジット
手榴弾     13クレジット
防弾チョッキ  16クレジット
ヘルメット    4クレジット
力の剣     23クレジット
悪魔の剣    12クレジット
聖水の瓶     6クレジット
兎の前足     5クレジット
小型火炎放射器 22クレジット

俺の所持金は40クレジットしか無い。商品を調べている俺に向かって、老人はご親切にもシティへ行くつもりなら少しは金を残しておいた方がいいと忠告してくれた。
いろいろ迷った挙句、俺は偽造通行許可証、ヘルメット、聖水の瓶を買うことにした。全部で20クレジット。ちょうど半分使うあたり、貧乏性が滲み出ているかも知れないが気にしないことにする。
品物の代金を受け取ると、老人は幾つかの品物について説明してくれた。
ヘルメットは防御のダイス判定に+1、聖水はゾンビやグールに対して効果があるらしい。しかし聖水が効くのは一部の敵にだけだとも言った。
そして最後にサービスのつもりなのか、新宿は地上と地下に分かれていることと、地帝ゼル・ガッシュには特に気をつけよと忠告してくれる。
俺は適当に聞き流すと先を急ぐことにした。

続く。
妖魔ハンター
かつて一世を風靡したゲームブックですが、私も昔は良くやりました。
そこでお気に入りの奴をちょっと紹介したいと思います。

この「妖魔ハンター」は飛鳥新社というところから出たゲームブックです。
タイトルから想像が付くかも知れませんが、世界観は菊地秀行そのものです。
東京で起こった大地震を皮切りに世界中を襲った大災厄、どこからとも無く現れた妖魔たち、そしてそれを崇める暗黒教団…。
主人公はそれに対抗する妖魔ハンターとなって、攫われた恋人を探して新宿シティに迷い込みます。
この新宿シティはかつて大妖魔ゼル・ガッシュによって支配されていましたが、天帝と呼ばれる謎の方術使いによって地上部分は奪回されました。その後天帝は高層ビルに引きこもって強力な結界を張り、その結果として地上は天帝、地下は地帝ゼル・ガッシュの支配するところとなっています。

設定は上記の通りですが、ゲームブックでこういう世界観は非常に珍しかったのではないでしょうか。この街では主人公を巡って様々な陰謀が渦を巻いていて、ストーリーもかなり凝ったものでした。

個人的にはかなりの秀作だと思いますので、見つかったら手にとって見てください。決して損は無いと思います。まあなかなか見つからないとは思いますが。

出来ればリプレイとかしてみたいですね。
サクラ大戦4
PC版が出たのを契機にやってみました。
確かに短いですね。
戦闘は3回しか無いし、予告ムービーも無い。
サクラ大戦が連続テレビアニメを意識して作られているのは周知の通りですが、今回は最終回2時間スペシャルなのですね。
とはいっても個別のEDムービーまで無いのはどうかと…。
ムービーの総数はたったの4つしかなく寂しすぎです。

ストーリーは短すぎ、キャラが多すぎですので、前回までのように一人一人のキャラに焦点が当たるということはありません。
というより、今回は米田支配人のためにあるといっても過言では無いでしょう。まさか最後のムービーが米田のだとは…。

ムービーネタばれ。
全てを大神に託して引退した米田が、満開のサクラの下を酒瓶片手に散歩している。サクラの花の下で米田は華劇団の幻を見る。そして共に戦って死んでいった戦友達の幻をも…。やがて幻は消え、「散って咲くサクラの花…サクラ大戦か」とつぶやいて去っていく。

これを見て物凄く寂しくなってしまいました。自分で思っていたより遙かにこのシリーズに対して、思い入れがあったみたいです。

総評。
やはり今までのシリーズを全てやった人に捧げる超限定ゲームだと思います。これだけやる、これからやるというのはお勧めできません。これはあまり言いたく無いですが、絵が変わり過ぎです。

「3が今が盛りのサクラなら、さしずめ4は散り初めしサクラといったところか」と某台詞を引用して終わりたいと思います。
icewind dale2
この前の続き。
まずはキャラ作成。
いきなり超複雑です。これは何回か作り直す覚悟をした方が良いかも。
いろいろ考えた結果、以下のようなパーティーに。

バーバリアン/ドワーフ
ファイター/ハーフエルフ
クレリック/エルフ
ローグ/ノーム
ソーサラー/アーシマー
パラディン/人間

パラディンはウィザードと併用、ソーサラーは一本で攻撃魔法専用にし、後は状況次第で変えるつもりです。

ゲームが始まると、波止場からスタート。
この波止場はゴブリンに襲われているそうで、まずはそれを全滅させるのが仕事になります。

しかし、結構細かく作っていますね。
酒場で飲み比べをするイベントがあるのですが、ドワーフで挑戦しようとしたら、以前樽一杯の酒を飲んで平然としていたのをみたことがあるとか言って、相手にしてくれません。
そこで女戦士で再度挑戦すると、小娘呼ばわりされます。ちゃんと受けてくれますけど。

ゴブリン退治は本当に全滅させないといけないので、隅々まで見て回りましょう。
倉庫の地下にはちょっとしたダンジョンもあります。
ゴブリンが結構出てきますが、いきなりオーガとか出してきたIWD1に比べると楽勝だと思います。魔法使いは外に置いておいた方がいいと親切にも忠告してくれますし。慣れた人なら当然無視して大丈夫です。

今日はこんなもんで。
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